2021年8月11日にフロリダ州のリー郡を走行していたトラックに落雷が直撃し、走行不能になるという事故が発生しました。運転手の男性によると、乗っていたトラックは2020年に購入したばかりのものであったため、ショックを隠せない様子ですが、前方と後方にドライブレコーダーが取り付けられていたことで落雷の瞬間がバッチリ記録されていたとのことです。
トラックを運転していたジャック・フォーレイカーさんは当時を振り返り、リー郡のビッグ・カルロス・パスに差し掛かる場所を走行時に「私はこのとき、海岸から避難する人々を見かけていました。そのとき『多分こういう人が落雷の被害を受ける人なんだろうなぁ』と気軽に思っていたのですが、その直後に落雷を受けたのは私の車でした」と語っています。
フォーレイカーさんはこの直後に自身の乗っていたトラックに落雷が直撃することなります。、このときを振り返り「トラックの後ろにショットガンを撃たれたような音がしたのです。その直後、ワイパーが止まり、ブレーキもハンドル操作も利かなくなってしまいました」と語っています。
実際にトラックに落雷が直撃した瞬間の映像はドライブレコーダーに記録されていたとのこと。この時の映像はUPI.comが公開しているニュース映像で確認することができます。実際に落雷時にはフォーレイカーさんの言う通り、ショットガンで撃たれたような音が聞こえたあと、煙のようなものが背面のドライブレコーダーに映っていることを見ることができます。
ただ、フォーレイカーさんにとっては悲しい事実があり、同氏の乗っていたトラックは修理に40日かかる見込みであり、生活のために代わりとなる車を購入しなければならないとのことです。