PlayStation 5(PS5)にはダウンロード版のゲームプレイのみに特化したデジタル・エディションが存在するなど、昨今ではゲームをダウンロードのみでプレイする人も多くいます。そんな中、ゲームメディアKotakuの記者でありゲーマーでもあるザック・ズヴィーゼン氏が「今の時代にパッケージ版のゲームは不要ではないか?」とする意見を投稿し、話題になっています。
ズヴィーゼン氏はゲームメディアの記者ということもあり、さまざまなゲームをプレイしていますが、彼はプライベートでもゲームをすることが好きなため、自腹で多くのゲームを購入してプレイしているとのこと。本人によると、手持ちのゲーム機としてPS5のほかにXboxの次世代機(Series XもしくはSのどちらか)も持っているそうです。
そんなズヴィーゼン氏ですが、2020年11月の発売日にPS5を入手して以降、ダウンロード版ではないゲーム(パッケージ版)を購入したことがないそうです。なお、PS5版のゲームはたくさん購入して持っているのですが、そのすべてはダウンロード版であるとしています。なお、Xbox Series X/Sについてはサブスクリプションサービスの「Game Pass」を契約しているため、ダウンロード版のゲームすら購入していないとのことです。
PS4やXbox Oneが全盛の時代はズヴィーゼン氏も多くのパッケージ版のゲームを購入していたようです。しかし、それが2021年になると、本人は「PS5、Xbox Series X/Sについてはゲーム機が次の世代に移るまでダウンロード版になるのではないか」と感じるほどにパッケージ版を買う気がしないと語っています。そもそも、この傾向はゲーム会社も望んでいる状態であり、その結果としてPlayStationやXboxでもダウンロード専用のゲーム機が登場していると本人は見ています。
今後は「ますますダウンロード全盛になるだろう」とズヴィーゼン氏は考えており、利便性等を考慮しても、パッケージ版を購入する人々は今後も減り続け、最終的にはいなくなるだろうと述べています。ズヴィーゼン氏の意見を見た人々は「今の時代にパッケージ版のゲームを買いたいと思う人の気持ちがわからない」「カセットやVHSみたいなものだよね。物理メディアもデジタルに移行する流れなんだと思う」「ダウンロード版も中古並みに安くなることがある」という意見や「たしかにダウンロードは即時にゲームを手に入れられるけど、Amazonでも1日、2日で手に入るよね。意外と不便じゃないかもよ」「ディスクを入れるのが面倒という感覚がわからない」という意見が寄せられていました。