「お母さんはこんなに小さかったっけ?」母の葬儀なのに「見ず知らずの遺体」が棺の中に納められてしまう

アメリカのノースカロライナ州で2021年8月に母を亡くした姉妹が葬儀に参列した際、棺の中を見ると見ず知らずの他人の遺体が納められるというハプニングが発生しました。当初、葬儀会社は遺体の取り違えを行っていないと言い張っていましたが、後に母の遺体が同社から発見されたとのことです。

ジェニファー・テイラーさんとジェネッタ・アーチャーさんの姉妹は2021年8月に2人の母であるメアリーさんを亡くしました。2021年9月7日にメアリーさんの葬儀が執り行われたのですが、棺の中を見た姉妹が愕然としてしまったそうです。

アーチャーさんは「棺の中の人物を見たとき、どう考えても母とは思えませんでした」と語り、「そもそも、遺体が小さすぎるのです。その遺体は母の服を着せられていましたが『ぶかぶか』でとても本人の服を着ているようには見えませんでした」と続けています。

この遺体を見た姉妹は「遺体が母のものじゃない」と葬儀を執り行った「Hunter's Funeral Home」の社員に主張。姉妹から問い詰められた社員は過去にそんな事例がなかったためか、当初は遺体の取り違えを認めていなかったそうです。その後、メアリーさんの遺体は同社の遺体防腐処理の措置室の中で発見され、Hunter's Funeral Homeは遺体の取り違えをしたことを認めました。

アーチャーさんは「こんなミスが二度と怒らないようにするにはどうしたらよいのでしょうか?」と語り、そもそもどういったトラブルがあって、このような手違いが起きてしまったのか困惑しているようでした。