2021年10月30日に行われたメジャーリーグのワールドシリーズ第3戦として行われたアトランタ・ブレーブス対ヒューストン・アストロズの試合でアメリカの前大統領を務めたドナルド・トランプ氏が投げたボールが子どもの頭に直撃してしまうというハプニングがありました。ボールを頭にぶつけてしまった少年に怪我はなかったとのことです。
アトランタ・ブレーブスとヒューストン・アストロズのワールドシリーズ第3戦の舞台となったのはジョージア州アトランタにあるトゥルイスト・パークで、この試合ではブレーブスが2-1でアストロズを下しています。この試合の際、トランプ氏はメラニア夫人と観客席のすぐ上にあるスイートルームで観戦していました。
このとき下の観客席ににいた少年がトランプ氏に気づき「サインをちょうだい」と自身の持っているボールにサインして欲しいとアピール。すると、トランプ氏は「いいよ」と伝え、少年から投げられたボールを受け取りました。その後、同氏は近くにいたシークレット・サービスのエージェントにペンを求め、ボールにサインをしました。
その後、トランプ氏がボールを少年に投げ返した際にハプニングが発生。トランプ氏の投げたボールは軌道が少しずれてしまい、本来ボールを投げ返すはずの少年の隣に立っていた男の子の頭に直撃してしまいました。この時の様子はTikTokの[loupastore27]が公開したムービーで確認することができます。
@loupastore27 I got Mr. trumps autographs at the World Series
その後、トランプ氏は頭に当ててしまった少年に対して、気遣っている様子も確認できますが、周囲の観客の声にかき消され、どういった言葉を投げかけたかまではわかりませんでした。しかし、少年に怪我はなかったようで、転がっていったボールも少年のもとに無事届けられたようです。