「電線で動けなくなった」ナマケモノ、作業員の男性に救助される

画像: Twitter (EPM estamos ahí)

コロンビアのアンティオキア県のタラサにて電柱に上り、電線をぶら下がりながら移動していたナマケモノが途中で動けなくなるというハプニングが発生しました。このナマケモノは通報を受けた電力会社の作業員によって、無事救助されたとのことです。

このナマケモノを救助したのはEmpresas Públicas de Medellínの従業員であるビクトル・ウーゴ・ロペスさんとアレックス・ミサスさんの2名。彼らは市民から「ナマケモノが電線にぶら下がって、感電死してしまう可能性がある」との通報受けて、タラサにある該当の電柱までやってきました。

2人は到着後、すぐに電柱でナマケモノの救助作業を開始し、ロペスさんが電柱に登って救助する役割を担うことになりました。当初ナマケモノは電柱のそばにいたため、ロペスさんが登れば、すぐに救助できそうな位置にいました。

しかし、彼が電柱に登った後、手をナマケモノの方に伸ばすと、ナマケモノは怖がったのか、後ろに後退。手の届かない位置にまで下がっていってしまいます。その後、ロペスさんは箒を使ってナマケモノを自身のそばに誘導し、救助することに成功しました。この時の様子はTwitterのEPM estamos ahíが公開しているムービーで確認することができます。

救助されたナマケモノは幸運にもケガはなく、そのまま森に返されたとのことです。