ギネス世界記録(ギネスワールドレコーズ)と言えば「世界一」を収集する書籍で、どんな種目や内容であっても、公平なルール・基準を設けることで正しいルールを設けて、ルールに準拠した記録を認定しています。当然ながら、よくわからない種目の世界一も多々いるのですが、デビッド・ラッシュさんは「遠くから投げられたマシュマロを1分間に何回、口でキャッチできるか」の種目で世界一を記録したとのことです。
今回、マシュマロキャッチで世界一となったラッシュさんは科学技術開発の競争力を高めるためのSTEM教育を推進する活動をしており、その一環としてギネス記録にチャレンジし続けているそうです。彼は記事作成時点で200以上のギネス記録を保持しており、今回のチャレンジで新たなタイトルを手にすることになりました。
ラッシュさんが今回チャレンジした「マシュマロキャッチ」は15フィート(約6メートル)離れた場所から投げられたマシュマロを口でキャッチするというもので、「一度口でキャッチしたマシュマロ」は吐き出して良いルールとなっています。衛生上の理由からかラッシュさんは手元にガラス製のボールを持っており、キャッチしたマシュマロはそこに吐き出しているようでした。
実際にラッシュさんが「マシュマロキャッチ」にチャレンジして1分間に58個のマシュマロをキャッチした様子は本人自らがYouTubeに投稿しており、以下のムービーで確認することができます。なお、この挑戦でラッシさんにマシュマロを投げている男性はジョナサン・ハノンさんで、いつもラッシュさんの挑戦に協力してくれるそうです。
これまでの世界記録は2019年にアシュリタ・ファーマンさんが記録した「1分間に56個」でしたが、今回のラッシュさんの記録で2個更新したことになります。なお、今回の挑戦でハノンさんは63個のマシュマロを投げており、ラッシュさんは約92％の確率でキャッチできているようでした。もう少し精度を上げれば、記録を更新することも夢ではないため、この記録に挑戦してみたいという人は是非チャレンジしてみるのもありかもしれません。
