画像: Facebook (Donna Klotzle Hargett)
動物の世界では弱肉強食のルールが当たり前となっています。そんな中、アメリカのカルフォルニア州では子熊がトナカイを襲っている姿が目撃されたのですが、一方的な展開にもかかわらず、勝つことができずに諦めて退散してしまったとのことです。
カリフォルニア州のモンロビアに住むドナ・ハーゲットさんの隣家にはクリスマスの装飾が施されており、巨大なトナカイのバルーンなどが飾られていました。ある日、クマの親子がその庭に訪れ、子熊が巨大なトナカイのバルーンを襲っていた姿をハーゲットさんは目撃しました。
彼女は「子熊はトナカイに飛び乗って、いろいろと攻撃を加えていました」と語っており、クマの親子が散策していた際に見かけたトナカイの巨大バルーンに興味を持った子熊が攻撃を仕掛けていたとのこと。はーゲットさんは当時を振り返り「私は道端でこの様子を見て、一人で笑っていました」と語っています。実際に子熊がトナカイのバルーンを襲っている様子はYouTubeのCBS Los Angelesが公開しているニュース映像で確認することができます。
ハーゲットさんによると、このクマの親子は近所によく出没しているそうで、以前にはハーゲットさんの自宅に侵入したことがあるとのこと。その際は窓から侵入されたらしく「壁には傷があり、親子のどちらかがベッドの上に乗った形跡がありました」と彼女は語っています。
このクマの親子は近くのサン・ガブリエル山地から降りてくることが多いそうで、「この親子はトラブルの種です」とハーゲットさんは語り、近所の住民も彼らの行動に迷惑していると述べていました。