「捨てる神あれば拾う神あり」赤ちゃんがゴミ箱に投げ捨てられるも、6時間後ゴミ漁りグループに無事救出される

画像: YouTube (KCENNews)

2022年1月7日の20時頃、アメリカのニューメキシコ州にあるとあるゴミ捨て場にゴミ袋に入れられた「生まれたばかりの赤ちゃん」が発見されるという事件が発生しました。警察の捜査によると、この赤ちゃんを捨てたのは生みの親である18歳の女で「自分が妊娠しているとは知らず、いきなり赤ちゃんが生まれたのでパニックになってゴミ箱に捨てた」と供述しているとのことです。

18歳のアレクシス・アビラ被告は2022年1月7日(事件当日)に急激な腹痛に見舞われ、トイレに駆け込んだところ、赤ちゃんを出産しました。当時、彼女は自分が妊娠しているとは知らなかったため、パニックになってしまったそうです。

その後、彼女はへその緒を自分で切り、タオルで赤ちゃんを包んだあと、すでにいくつかゴミの入っているゴミ袋の中に押し込みました。その後、ゴミ捨て場にやってきたアビラ被告はゴミ袋をゴミ箱の中に投げ捨てたのです。そして、6時間後、ゴミ漁りをしようとやってきた男女3人のグループがゴミ箱から該当のゴミ袋を取り出し、中身を物色していると……

まさかの赤ちゃんが出てきてしまったため、彼らはパニックになります。それでも、グループ内にいた女性は赤ちゃんを抱きかかえ、気温マイナス6度の中に置いておくのはまずいとして、すぐに暖かい車の中で保護。その間に男性の1人が警察に通報しています。当時のゴミ捨て場の監視カメラの様子はYouTubeのKCENNewsが公開しているニュース映像で確認することができます。

警察はゴミ捨て場の管理者から監視カメラの映像を入手し、内容を確認したところ、アビラ被告が赤ちゃんの入った黒いゴミ袋を捨てた人物だと断定。同被告は殺人未遂と児童虐待の容疑で逮捕され起訴されています。