遊園地のアトラクションが突然故障、乗客は約5分間逆さまの状態に

画像: YouTube (CBS Pittsburgh)

アメリカのペンシルベニア州にあるケニーウッド(遊園地)にあるスイング系のアトラクション「Aero 360」突然故障し、よりによって乗客が真っ逆さまの状態で停止してしまうというハプニングが発生しました。事故発生直後からスタッフは迅速に対応したこともあり、約5分後には乗客を地上に戻すことができたとのことです。

この事故が起こったのは2022年5月30日のことで、ケニーウッドのゼネラルマネージャーを務めるマーク・ポールズ氏は「Aero 360が上空で停止しましたが、その後、メンテナンススタッフが迅速に対応したことで、すぐにアトラクションを地上に戻すことに成功し、乗客を避難させました」と語り、乗客を事故発生から約5分程度で解放することができたと述べています。

しかし、5分間とはいえ、Aero 360に乗っていた人は逆さまで吊るされたような状態であったことから、乗客の救助後、救護スタッフが乗客の容態を確認。うち3名が救護センターに運ばれたことも報告されています。

実際の事故直後の様子は当時、ケニーウッドに来園していた人々が撮影しており、YouTubeのCBS Pittsburghが報道したニュース映像の中でも確認することができます。

ポールズ氏は「私たちは安全を第一に考えています」と述べており、今回の事故原因の調査が完了するまでAero 360は稼働しないとのことでした。