アメリカのカリフォルニア州のとある民家に荷物を届けに来たAmazonの配達員が1頭のクマと遭遇するというハプニングが発生しました。クマと目を合わせ1対1の状態になった配達員は自分を大きく見せる行動をとり、無事にこの場面を回避することに成功したようです。
- Face-off Between Bear and Amazon Delivery Man Caught on Camera in Nail-biting Footage
- Watch: Security camera captures Amazon delivery driver's bear encounter - UPI.com
この一部始終の映像はカリフォルニア州のアップランドにある民家に設置されたRingのドアベルカメラが撮影したもので、実際の様子はYouTubeのRingが公開しているムービーで確認することができます。
ムービー内の冒頭でクマが民家の敷地内を歩いている様子が確認できるのですが、ちょうど道路から見えなくなったタイミングでAmazonの配達員が荷物を持って登場。この配達員はクマがいることを知らずに門を開けて、中に入ろうとします。
画像: YouTube (Ring)
当時、この家の家主であるジョシュさんは買い物に出かけていたのですが、Ringの人感センサーにより、あらかじめ敷地内にクマがいることを知っていたようで、監視カメラの様子をスマートフォンでチェックしていたとのこと。
何も知らずに配達員が家に荷物を届けようとしていたのを見かけたジョシュさんはRingカメラ越しに「待って、そこにクマがいる!」と配達員に警告。門から家に入ろうとした配達員もクマの存在に気付きます。
配達員はクマに背を向けないように少し後ずさりし、その後、塀に上ったクマと目を合わせることになりました。このとき、配達員が両腕を上げ自分の体を大きく見せるポーズを行うと、「勝てない」と感じたクマは塀を降り、そそくさと退散していきました。
画像: YouTube (Ring)
家主のジョシュさんは「家には2人の子どもと1匹の犬がいるため、Ringの人感センサーが反応すると、様子を普段からチェックしています」と語っており、今回のハプニングはその癖があったからこそ、配達員にクマの存在を教えることができたと説明しています。
当時家にはジョシュさんの奥さんがいたようで、配達員が家から出る際には奥さんのスマートフォンで周囲にクマがいないことを確認してから、家を出るように案内したそうです。
一部始終の映像は以下からも確認できます。